この記事の続きです。
開封から制作過程、使用感を書いていきます。
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制作過程
開封
箱の中に入っているパーツはこれで全部です。
こうやってみるとそんなに多くない気がしてきます。
中央付近にあるL形の部品が足になるところですが、ここにモーターなどが入っているのかこれが一番重いです。
梱包が丁寧でそれなりにゴミが出るのでゴミ回収日程を確認して開封した方がいいかもしれない。
組み立て
足と天板に設置する部分をつけていきます。
使用する部品はこの2つ。
こんな感じではめ込みます。
上から見たところ。
これはすでに2箇所ねじ止めしてますが、左右で合計8箇所ねじ止めします。
無駄にこれを使って止めました。
止めるところ
最後の締めが甘いので、付属の六角棒レンチでちょっと締めます。
完成。
かと思いきや説明書を見ていたらミスに気づきました。
どうもこいつも一緒にはめ込まないといけなかったみたいです。
こんな感じで一緒にネジで止めるみたい。
さっきはめた端っこ2個ずつのネジをはずします。
付け直した図。足部分はほぼ完了。
天板の流用
元の机がこんな感じでした。
左側は2つ青丸のところで棚に引っ掛けて支える形式。
右側は足というか、板で支える形式。
それぞれの部品をひっぺがします。
こんな感じ。
足の方を取った後の図。
写真撮り忘れましたが、3箇所ねじ止めされていた部分の仕組みが複雑で(鍵形式?)、うまく表現できないですが、単純に右か左に回せば取れるような形式じゃなく若干手間取りました。
IKEAのホームページから組み立てPDFを落としてきて仕組みを確認して分解しました。
板だけになった。
天板と足の結合
天板に足をつけていきます。
まず天板をひっくり返して、足を上にのっけました。
天板はMDFというか、合板で結構脆いので慎重に載せます。
横から見た図。
天板の横幅に合わせて中央部を少し広げます。
左右4箇所づつある六角ネジを緩めて左右に引き延ばす感じです。
引き伸ばした中央部は少し天板とスペースができるので付属のスペーサーを下に入れます。
固定場所の当たりをつけた図。
ついでに足の先っちょもつけました。
もしかして写真を見て気づいた人がいるかもしれませんが、右下部分、そうです割れました。一度下ろして中央のサイズを調整して再度載せるときに油断して「ドンッ!」とおいて若干割れてしまいました。
使用には問題なかったのでそのまま続行。
全部つけるとやっぱりかなり重いので、体力に自信のない方は2人で作業した方が安全かもしれません。
さて、いよいよ固定していきます。
木ネジで固定していきますが、いきなりは刺さらないので下穴を開けていきます。
下穴はBOSCHのドライバーにドリルアダプタをつけて開けます。
木ネジの70%くらいで下穴を開けるらしいので、一番細い径のドリルにしました。
ひたすら穴を開けます。
穴を開ける箇所は赤丸の部分です。
青丸のところにも固定する用の穴がありますが、ネジの数が足りないのでここは使いません。
下穴に木ネジを当ててドライバーでねじ込んでいきます。
動画。
全部つけたら天板結合作業は終了です。
電源系統の接続
制御ボックス的な箱に電源のプラグと左右のモーターとの線、そして操作パネルとの線を繋ぎます。
さすだけだから別に難しくないし、コネクタの形状を見ればどこにどれをさすかわかります。
全て繋ぐとこんな感じ。
ここに入れます。左右どちらでも可。
写真ではわかりづらいですが、左右に固定用の穴があるので足と同じく天板に木ネジで固定します。
余ったコードはこのカバー下にまとめます。
写真は実は仕様とは表裏逆につけてます。(この後裏返した)
ネジを緩めて、カバーをはめて、写真だとカバーを右側にずらしてからネジを締めると固定できます。
また、同じタイミングで制御パネルみたいなのも天板に木ネジで固定します。
ひっくり返して利用するときに左右どちらに制御パネルがあればいいか、電源はどちらにあるかなどを考えて固定しないとコードが邪魔になったり使いづらかったりすると思うので気をつけてください。
完成

ひっくり返して完成です!
一番低い状態。
足が60cmで板が5cmなので机の高さは65cmになります。
一番高い状態。
足が123cmで板が5cmなので机の高さは128cmになります。
結構な差があります。
使用感
高さの調整
ジャストな高さに揃えるのは結構難しいです。
思っていたよりいきすぎたり、手前すぎたり。1cm弱の誤差が出ます。
↑↓ボタンで微調整してちょうどいいところを見つけます。
ちなみに3つまで高さを保存しておけるので座っているとき、立っているとき、その他で高さを保存していると便利です。
音の大きさ
気にならない大きさだと思います。
論より証拠だと思うので実際の動作音を聞いてもらった方が早いと思います。
子供には不評でした。
座っているとき
私は67cm(62cm+5cm)で設定しました。
以前の高さより8cmも低いです。
以前だと足も浮いていたし、それでも高くて肩が張った感じになっていましたがそれが全くなく、キーボードを打つのもとても楽にできるようになりました。
一番改善されたのはそもそも導入のきっかけになった腰の痛みです。
今までは10分も座っていれば腰が痛くてしょうがなかった(ので椅子の上にあぐらをかいたり、別の場所に行って作業したりしていた)のですが、30分座っても1時間座っても腰が痛くなるということがありませんでした。
机(と椅子)の高さがこんなに重要なんだと実感できてよかったです。
立っているとき
気分転換に立ってタイピングするとき向けに98cm(93cm+5cm)を設定しました。
30分くらいは立った状態で違和感なく作業できます。
ずっと同じ足の位置だと疲れるのでクロスさせたり広げたりしながらタイピングをしていました。
体感的に立っている方が体が熱いです。
それなりに運動になっていたりするんでしょうか。
その他
この製品の機能として設定したタイマーの時間姿勢を変えない(高さを変えない)とアラームがなるようにセットできるので、これを利用して定期的に高さを変えると体への負担も減るのではないかと思います。
高さ調節は若干しづらいものの、そこまでシビアにやる必要もないので気になりません。というよりメモリに保存しておけば問題ないです。
まとめ
今回、腰の痛さを改善したくて電動昇降デスクを自宅に導入してみました。
(電動)昇降デスクと一般的な高さ固定デスクの一番の違いはその人とその状況(椅子の高さ、タイピングをするのか物書きをするのか、立ってやるのか座ってやるのか)が自由に、そしてその人に最適なものを調整できることだと思いました。
パソコン用、勉強用、スタンディング用、作業用とかって自宅にいくつも置いておけないと思うのでこれ一台あると全て対応できてめちゃくちゃ便利だと思います。
パソコン用一つとっても自分がどのくらいの高さだと作業しやすいかなんてしばらく使ってみないとわからないと思うんですが、これだったら「ちょっと高いな」って思えばボタン一つで下げられます。
働き方改革はまぁどうでもいいですが、在宅ワークをする機会も増えてきたと思うので思い切って自宅の作業環境改善に昇降デスクを導入してみてもいいのではないでしょうか。
ではでは。