どうもこんにちは。
ミスターストイック。ざっくんです。
最近筋トレにはまっています。
インタビューしあう Advent Calendar 2016
(http://www.adventar.org/calendars/1613) 23日目の記事です。
アドベントカレンダーって何?とかは前回の3日目の記事に書いたのでそちらを参照してください。
ちなみに昨日は Mio Cno さんの記事です。
と言いつつ、これを書いている時点ではまだ登録されておらず。
なんでもお仕事のトラブルでアップが遅れているとのこと。
公開されたらリンク貼ります〜。
インタビューイのご紹介
今回のインタビューイはこの方。
- 名前:かまふちさん
- 私との間柄:会社の先輩
- 趣味:料理、TOC、もやもや
かまふちさんは私が最も信頼している仲間の一人であり、なんでも言い合える数少ない友人でもあると思っています。(勝手に)
本当はもう一人の先輩と3人で相互インタビュー会をやりたかったのですが業務多忙により断念。かまふちさんとも私がインタビューするだけという形になりました。
インタビューの概要
- インタビューア:私(ざっくんこと宮崎)
- インタビューイ:かまふちさん
- オブザーバー:なし
- テーマ:「今何が見えているか」
- 日時:2016.12.21 17:10-18:25(75min)
- 場所:神奈川県横浜市新子安(会社の休憩スペース)
実はこの日、午後いっぱい外部のコンサルの方々と打ち合わせを実施していて2人ともヘトヘト状態。
また、17:30からコンサルの方々との懇親会があるにもかかわらず、インタビューを受けていただきました。
ちなみに、私も懇親会には参加予定だったのですが、急遽家庭の事情で参加できなくなってしまいました。残念。
インタビューに向けて
お疲れ様です。今日は疲れましたね。この後懇親会ありますけど、時間大丈夫ですか?
そうだね〜。疲れた。時間は大丈夫。18:00頃遅れて行くから、先に始めてくださいって連絡してる。
それならよかったです。じゃあまずは「今の気持ち」と「相手への印象」をメモっておきましょう。これはインタビューの前後でとります。
なんか今更相手への印象とか変な感じ。
確かに。てかでもめっちゃサラサラ書いてるじゃないですか。
…
それじゃ双方かけたので、インタビューに入っていきましょう。15分をタイマーで計りますね。
インタビューで話されたこと
それではよろしくお願いします。早速ですが、先ほど、「テーマ案」をお見せして、その中からこの「今何が見えているか」を選ばれましたけど、なんでこれを選ばれたんですか?
自分自身を整理したいからかなー。何を欲しているか?今自分はどこに向かっているんだろうかとか。何を見て、何を感じているかとかから入っていけば良さそうな気がしたから。
そうなんですね〜。それでは、今かまふちさんには何が見えているんですか?
周囲の人たちの動き。現場(お客さん)の動き。いろいろ。物理的動きってわけじゃないけど。でもじゃぁそれの何を見ているの?って感じはあって。
では、何を見ているのかは一旦置いておいて、そこから感じているものはどんなことですか?
もっとうまくいける方法があるんだろうな〜かな。いや、違うな。もっと楽にやれるんだろうな〜かな。変なところにパワーをかけている気がする。疲れちゃうよね。
確かに。
〜中略〜
(あっという間に時間がきてしまった。タイマー中断しとくか。)
マネジメントというか、組織運営的なところが見えてしまって、気になっちゃうとかそんなイメージですか?
そうだねー。今うちの組織はフラット「っぽい」じゃない?難しいよね。今そこで求めようとしているものは、所属している人のためのようなものに感じるし、それをもっとせねばってなっているように感じるのよ。
あー。そのへんですね。フラット。それでこの本ポチってたんですね。私もポチりましたよ。届いてたけどまだ読んでない。
- 作者: リチャード・シェリダン,原田騎郎,安井力,吉羽龍太郎,永瀬美穂,川口恭伸
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
この本も良かったです。ぜひ読んでみてください。
オープン・オーガニゼーション 情熱に火をつけて成果 を上げる新たな組織経営 (Harvard Business Review Press)
- 作者: ジム・ホワイトハースト,吉川南
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
〜中略〜
フラットな組織で求めるものも結局、成果だと思うからあんまり内向きじゃなくてもいいのかなとか。もちろんフラットなりのマネジメントっていうのはあると思うけど。でも医者の部養生って言葉もあるし。僕はもっと外を、現場の方を向いていたい。
まぁでも、今の所、現場の方を私が向くに当たって組織に抑圧されていることはないし、むしろうまく組織を使えているように感じてはいるからね。だからそっち側(内向きな)活動に積極的に自分のパワーを使わなくてもいいかなとか。それより現場にパワーを割きたい。
全体最適で、みんなの力を使ってってこともありますしね。あんまり内向きのことを必死にやらずとも、力を合わせて成果というか、現場にみんなで向けるといいですよね〜。
(ブー!…ブー!…)あれ、携帯鳴ってません?
うお!まじか。待ってますってきてる。もう18:00超えてるわ…。とりあえず先始めてください、30分にはいきますって送っとく。
あ、すいません。そうなんですよ。予定の15分は15分以上くらい前にきてて、話の流れ止めたくなくてタイマー中断しちゃってて…。
いいよいいよ。なんかずっとしゃべっちゃったね。
相槌ぐらいでしたもんね。私。でもこの間インタビューした時もそんな感じだったんですよね。インタビューってそんなに「スキル」みたいなのいるのかなぁ。不意をついた意外な視点からの質問とかなくてもいいのかもしれないなぁ。テーマをインタビューされる側が決めるっていうのも関係していると思うけど。
最後に一つ、最初の方にあった話の質問。どこを向いている、何を欲しているってわかりました?
んー。どうしたいとかは答えがでないね。でも自分が何を思っているかはわかった気がする。いろいろ感じていることを「自分が主体的に解決したい」とは思っていないなぁ。この間やったキャリアアンカーの結果もそれを表しているのかもしれない。レッテル貼りはよくないけど。独立心が少なかった。
俺じゃないといけないとかも思っていないし。ちょっと話しして解決に向かうきっかけになるとかならやるけど。やっぱり自分は現場を見ている。
そうなんですね。ありがとうございました。
インタビューの後で
じゃぁ、最初に書いた「今の気持ち」と「相手への印象」と、今のそれとを共有しましょうか。
相手への印象は「他人にも厳しいストイックマン」。
気持ちは「どんな発見があるかワクワク」。
おおぅ。そうなんですね。私は
相手への印象は同じく「ストイック」でしたね。Facebookとか見てると。でもどちらかといえば楽しんで深掘りしていくイメージ。そして結構個人的にはツーカーじゃないけど、かなり理解し合えていると思ってました。
今の気持ちは「どうなるだろう。どんなはなしがきけるんだろう?何が見えている?気になる。疲れた。」というところでした。
今の相手への印象は「意外に、他人に優しい面も出せるじゃん!」。笑
どんどん出していけば好感度上がりそう。
気持ちとしては一人では出せない言葉が出せてすごく良かったなぁと思った。愚痴っぽかったけど。あとは前提知識がある間柄だから、まどろっこしい話をしなくていいので楽。
意外に…。笑
あーでもその、前提知識があるって話、インタビューイ、インタビューアの関係性なのか、インタビューの場の雰囲気なのかでだいぶ気持ちが影響するところあると思うのでそれは大事な情報ですね。
ちなみに私のかまふちさんへの今の印象は「やっぱりいろいろ考えているなー、そして時間内にやっぱり終わらなかった。」です。笑。
タイマー止めた私のせいでもあるんですが。笑。
今の気持ちはやっぱりこういうインタビューというか対話というか、そういう時間を持つと中にあるものが言語化できて、場に出てきていいよねって思いました。かまふちさんの最近のFacebookでのつぶやきの謎もなんかわかった気がしましたし。もっとこういう時間が取れるといいなぁ。
あ、あと最近、宮崎くんが松本人志目指してるのかなって思ってた。
目指してません。ただのダイエットです。
それでは本当に長い間お疲れ様でした。ありがとうございます。
お疲れ〜。(タッタッタッタ…。)(走り去るかまふちさん)
振り返って思うこと
いつも何の気なしにかまふちさんの話を聞いていて、結構いろんな方向に話が飛ぶなー、ついていけないなーって思うことが多かったんだけど今日はそんなことはなかった。
いつもは多分、「自分がそのあと話すこと」とかも並行して考えていたから、「相手の話していることを理解する」に必要なリソースが足りなくなっていたのかなぁ。傾聴ってそういうことなのかもしれない。
そしていつも「私は意識低い系だから」「やりたいこと無いんだよね」と言っているかまふちさんからしきりに「現場の方を見たい」という発言が出ていたのが面白かった。「意識高い」の定義をCLRすると面白いかもしれない。
自分について思ったことは、やっぱり「他人に厳しい」ように見えるんだなーということ。自覚はしている。
厳しいというか、コミュニケーションの取り方として、「そんなのこうすればいいじゃん?なんでしないの?できないの?」ってところから入ることが多いんだけど。
その裏側には本当にその手段でいけるとも簡単だとも思ってはいないっていうのがあって。
できない理由や対立軸をはっきりさせてから、どう解決する方向に向かっていこうかを考えたいと思っていたりする。
それが「厳しい」「とっつきづらい」「怒っている」と思われやすい理由なんだろう。そしてそれがわかっていながらそのやり方を変えていないのはそれが自分にとって最善(最短、効率的)と思っているから。
でもそれは本当なんだろうか?
「その場」一回こっきりの関係性の中ならそうかもしれないし、いわゆる欧米的なコミュニケーションスタイルが身についている人たちならその方が良いのかもしれないけれど、対立を嫌う(ように見える、よく言われる)日本の人たちに対するやり方においては、それは適切ではない場合もあるような気がする。
まぁでもかまふちさんと同じで、そういうのまどろっこしくて面倒臭いなぁという思いもあったりする。もっと向きたい方向があるんだよね。やりたいこと。
視点の高さとか、その人が向いている方向、見ているもの、その時の感情によって、正しさは正しくなくなるみたいなそんなお話なのかもしれない。知らんけど。
そして追記というか、記事を直前にかまふちさんに読んでもらっての感想をいただきました。
聞いたことのまとめを書いてもらって、相手のフィルタを通じてでてくると、ニュアンスが変わってるように感じる部分ってあるな。
ニュアンスの違いを感じる理由が相手の興味なのか、私がインタビュー時点とはすでに違っているのかもしれないな。
うーん。インタビュー。ってか人の認知と言うのか?奥が深い。
次のカレンダー
明日は「Vol.18 ガオリュウ×米澤千賀子 あとがき」ということで、米澤千賀子さんが記事を書いてくださる予定です。
https://www.facebook.com/events/655799194582046/
これ行きたかったけどいけなかったので普通に内容が気になる。
では。