ざっくんのブログ

育児休業中の多動男性のブログ(男目線で気づいたことや日々の行動を綴ります)

平日昼間の子連れ男性に対する世の中のイメージ

平日昼間の子連れ男性に対する世の中のイメージはどんなものだろうか。
 
たまの休みに子供の相手をしているのかしら?
お母さんはどうしたのかしら?
今流行りのイクメンかしら?
 

あるお店での話

奥さんと一緒にご飯屋さんに行きました。
 
お店が階段の上に合ったので、まず奥さんに子供を抱いて上に行ってもらうことにして、その後ベビーカーを私が持って上がることにしました。
 
店に入ると奥さんが手を洗いにいくというので、「こっちにおいで」と子供を抱きかかえたところ「ウワーン!!」と子供が泣き出してしまいました。
 
時間的にお腹が空いた可能性が高かったのですが、他にも「気温が高かったので父に抱えられて暑かった」「オムツが気持ち悪くなった」「視界から人がいなくなっていくのが嫌だった(私か奥さんがいなくなると泣くことがある)」などの可能性がありました。
 
まぁいつも通り、「どうしたの?泣いちゃったね〜」と笑いかけて一つ一つ潰していくというプロセスをやっていこうとした、そのとき
 
「お父さんが抱っこしたら泣いちゃったね。」
「やっぱりお母さんがいいのかしら。」
 
と店員さんと他のお客さんの声がしました。
 
 
おそらく普通の光景、よくある光景、微笑ましい光景です。
そして実際、その場ではみんな笑顔でした。
 
でも私の心の中には引っ掛かりがありました。
『あぁ、またこのリアクションかぁ』と。
 

何が言いたいのか?

世の中は「子育ては母親がするものだ」という考えに満ちているなぁと感じていて、それは『キャリアを積みたい女性』や『子育てを頑張っている男性』に辛い世界だなぁということです。

 

こんな話が少し前にバズってましたね。

 
 
私は通報まではされたことないですが、例えばこんな感じのことを経験しました。
 

市役所にて

認可保育園の申込か何かをしに行った時に電話番号を書く欄があって自分の電話番号を書いたら「これはママの電話番号ですか?」と言われました。

意図としては認可可否の電話がかかってくるのでそれを取れる人、判断ができる人をそこに書いて欲しいとのことでした。

なので、電話にはでれるので大丈夫ですと言ってそこに自分の電話番号を書いたままにしました。

 

病院/薬局にて

子供と奥さんと3人でいくと、大抵症状を聞かれたり、薬の説明を奥さんの方にされます。

 

公共施設/病院にて

オムツを替えは出先で1、2回は必ずありますし、ミルクも1回はあることが多いです。

最近のショッピングモール、駅などは男性用のトイレにもオムツ交換台があることが多いように思いますが、油断するとなかったりして焦ります。

 

例えば病院。出産した病院に奥さんの診察で一緒に行った時のこと。子供のオムツを変えたかったので「どこで帰ればいいですか?」とナースステーションに行って聞いてみたところ「病院には男性がオムツ替えをするところはありません」とのことでした。

当然病院にはあると思っていたのでびっくりしました。その時はご好意からGCUにいた時のカゴ(引用の写真のようなもの、同じものではないと思いますがだいたいこんなやつ)をお借りしました。

3ヶ月くらいだったのでいっぱいいっぱいのサイズでした。

 

http://www.seahonence.co.jp/hp/img_products/bb_img01.jpg

出典:シーホネンス株式会社

 

 

横浜では自分たちの食事が終わった後にオムツ替えをしたくて、少し離れたトイレに私が連れて行ったら男性用にオムツ替えがありませんでした。

多目的トイレも開かずの扉と化していたのでしょうがなく戻り、奥さんに変えてもらいました。

 

とある博物館ではオムツ替えをできるところを聞いたところ、「女性専用」と書かれた授乳スペース兼オムツ替えスペースへ案内されました。

その時は誰も利用者がいなかったからなのですが、オムツ替え中に誰か入ってこないか気が気でなかったです。

 

イベント名/雑誌名

割合までわかりませんし、調べ方もわからないのですが、割と多くの子育て世代向けの媒体が「ママ」表記だったりします。

 

例えばこれ。

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『パパも読んでる』がいい味出しています。

他には「母親学級」。これは「両親学級」となっていましたが、口語やいくつかのプリント類では「母親学級」となっていました。

 

 とは言え、徐々に変わってきている?

 いろいろ書きましたが、これら一つ一つに目くじら立てて怒っているわけでもなく、どうこうせいってことを言っているわけでもなくてですね。

 

市役所の中の人に話を聞いたりしたんですが、「どちらに話しかけると良いかは見た目では判断できないので一旦確率が高い方に話しかけて様子を見る」とのことでしたし。

 

大概の場所では気にせずオムツを変えれるしミルクもあげれるし。

 

上に書いたのは『子育て男性目線で何か探してみよう』って考えた結果引っかかっているものとか思い出したものなのでカラーバス効果めっちゃあると思いますし。

 

ただ、油断している時にこういう何かしらのことに出会うと、MPをちょこっと削られる気がします。

私の場合は「キャリアを積みたい女性」視点と「育児をしている男性」視点の両方でそれをキャッチするのでMPの消費が激しいかもしれません。

 

マキホテなのか、ふしぎなおどりなのか、どちらでもいいですが、MPを温存して安全に冒険できる世の中にしたいです。