ざっくんのブログ

育児休業中の多動男性のブログ(男目線で気づいたことや日々の行動を綴ります)

仕事を急に抜けるって本当に難しいんだろうか?

学生時代の友人との会話。

 

転職活動中である私は、転職後の働き方について「子供(や家族)の状況を優先して何かあったら仕事を休んだり早退したりしたい」と言った。

 

また、さらに「夫婦ともに同じように家庭を優先できる状態にあり、かつやりがいのある仕事をしたい」と言った。

 

 

 

 

友人も思いは同じだけれども「それは理想」だと言った。

 

「家庭を優先できない類の仕事(状況、会社)がある、自分のところはそうだ」

「それができるのは大企業など人が潤沢にいる職場だけだから、君がそう思うのであれば転職すべきでない」

「夫婦どちらかはいつでも早退できるような状態になければ難しい」

 

と言った。

 

 

 

 

彼はベンチャー的なところを渡り歩いて、主に少人数のチームでプロダクトを作っている。

 

一方私はいわゆる大企業的なところでシステム構築を主にやってきた。直近は少人数プロジェクトでプロダクトを作っていたけれども。

 

 

 

 

彼が言うことはあっているとも思う。

しかし、私は「理想」を大事にしたい。

 

 

 

 

 

「自分がやっている仕事は自分にしかできず、絶対に穴を開けられないので、代わりの人(大抵は配偶者)になんとかしてもらうしかない」

 

と思っている人はベンチャーや小規模プロジェクトに限らず大企業にもたくさんいる。

 

特に男性が多い。そしてその男性は自分は仕事ができると思っていることが多い。

 

 

 

 

 

でも大抵はいなくたってどうにかなる。

 

「明日事故で入院して仕事ができなくなったら会社がすぐ潰れます」なんてことはない。

 

なんらかの不利益はあると思うけど、取り返しがつかないわけじゃないのだから別にいいじゃないか。

 

 

 

 

それで本当に取り返しがつかないような状況になる会社(プロジェクト)もあるとは思う。

 

でもそれはそれを認識した上で、そうじゃない(リスクがヘッジされている)状況を作るように努力すべきだと思う。

 

 

 

 

 

私は「私にしかできない仕事がある」と言う状況は恥ずべきことだと思っている。

 

「自分がいなくてもどうにでもなる」状況を作れる人を目指したい。

 

 

 

 

 

今までは、子供が産まれたあとは、時短や誰でもできる仕事にあてがわれることで対処していた。主に女性が。

 

男性に同じことをしろと言っても絶対嫌だと言うと思う。少なくとも私は嫌だ。仕事もちゃんとやりたいし家庭も分担してうまくやりたい。

 

 

 

 

 

 

「理想」と「現状」のギャップが「問題」である。

 

問題が判明したのであれば、あとはそれをどうやって解決すればいいかを考えればいいだけだ。

 

だから私は「理想」を大事にしたい。

 

 

 

 

 

これだけ書くとまじ理想論者みたいなので問題を解決する手段を例えばで考えてみると、別に夫婦どっちかが仕事を抜けなければならないという必然性もなくて(2人ともどうしても抜けられないと思える時もあるだろう)、第三者にそれをお願いするようなことも積極的にやればいいんじゃないかな。

 

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これとかね。